オープンソースソフトウェアを使って事務作業を行うというスタイルは、今や自治体/国のレベルで利用されるようになってきた。
それだけオープンソースベースのソリューションが安定し、認められているという事なのだろう。
しかし、マルチメディア制作現場に目を向けると、オープンなソフトウェアが使われる比率はぐっと下がる。
この状況を憂いている人がどれほど居るかは不明だが、少なくともディストリビューション化してしまうほどには居るのだろう。
本日紹介するのはopenArtist。
マルチメディア制作に特化した、UbuntuベースのLinuxディストリビューションである。
openArtistは、代表的なオープンソースベースの2D/3D作成アプリケーションや、ビデオ/オーディオ作成ソフトを中心に構成されている。
ベースにセレクトされているのはUbuntu Hardyと少し古い印象を受けるが、Hardy後にリリースされた各種UbuntuやDebianなどから、積極的にパッケージや成果をバックポートしつつ、新しいハードウェアへの対応を強めたり、安定した環境を整えようと努力している様子がうかがえる。
搭載されているアプリケーションは、GIMPやBlender、Audacityといった、Linux環境以外でも名の通ったマルチメディア系アプリケーションソフトを中心に搭載されている。
もちろん、管理に便利なイメージビューアやウェブブラウザも搭載しているため、制作一辺倒というわけでもない。(面白い所では、ゲームコンテンツなどがちょっと変わった体をかもしている。)
コラボレーションと称していくつかのアプリケーションやハードウェアとの親和性を向上させている当たりも、注目すべき点かもしれない。
私は門外漢なのでフツウのLinuxを使っている見地からの意見しか述べられないが、その道の人ならば、openArtistの有意性を見いだせる方も居るだろう。
DVDイメージで提供されていることなどがネックになるかもしれないが、オープンソースベースのマルチメディア製作に興味のある方は、一度試してみると面白いと思う。
関連リンク:
[openArtist]
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