2008年04月30日

パソコンのためのLinux

PC/OS

WindowsXP SP3の提供が開始されたようだ。

いまだにVistaを毛嫌いする人が居るくらい、新しいOSへの移行に失敗した感のあるマイクロソフトだが、 今後どのような戦略を見せてくるのだろうか?

さて、この機に乗じて、Apple率いるMacOSやLinux、SolarisといったOSも徐々にシェアを伸ばしてきている。
このとき、MacOSに関しては、代替ソフトの充実などから特に問題ないのかもしれないが、Linuxへの移行となると、 Windowsで手軽に使えていたオーディオファイルが再生できない、Youtubeを閲覧するためにFlashを入れなくてはならない、 .NET Frameworkを利用した便利なソフトが動かないといった問題にでくわしてしまうようだ。

そこで本日紹介するのはPC/OS。
先にあげた問題をすべて解決してくれる、UbuntuベースのLinuxディストリビューションである。

PC/OSは、Ubuntuをベースに、ウィンドウマネージャをXFCEに、その他Windows Mediaファイルのサポート、 Flashの標準搭載、.NET Framework互換のオープンソースフレームワークであるMonoの搭載といった項目を主軸に展開されたディストリビューションである。

プロジェクトの目標はeasy-to-use。手軽に使えること。これに尽きる。
では、なぜプロジェクトはKDEやGNOMEといった、見た目にもWindowsに近いウィンドウマネージャではなく、 XFCEをチョイスしたのだろうか?

それはプロジェクトが掲げる、PC/OSに求めるもうひとつの側面にある。

すなわち、「古いハードウェアでも快適に稼動する」ことである。

プロジェクト側は、一般的なユーザーが、そうそうコンピュータを買い換えないことを知っている。
そして、最近はシステムの再インストールといった(以前は修理センターなど、専門機関のみで行われていた)作業が、 一般ユーザーの間にも浸透していることを知っているのだ。

そこでプロジェクトがPC/OS普及のためにとった戦略が、「古いハードウェアでも動くこと」と、 「Windowsでの日常を再現できること」だったわけである。

ソフトウェアレポジトリはUbuntuと共通している部分も多く、比較的新しいハードウェアを利用しているユーザーならは、 より強力なウィンドウマネージャやソフトウェア環境といったものを、そこからセットアップできるようになっている点にも注目したい。

つまり、PC/OSが提供してくれるのは「すぐ動いて」「手軽に使えて」「カスタマイズ可能な」環境であって、 それ以上の自分自身の使い方にあった環境づくりは、ユーザー自身が行う必要があるのだ。

Ubuntuベースだけあって、もちろんLive CDでの提供が行われているため、 興味があるならまずそこから試していただきたいと思う。
WiFiやホームビデオの編集ツールといったものも利用できるため、Live CDだけでも相当楽しめるはずだ。

PCのためのOSとして開発されているディストリビューション。一度試してみてはいかがだろうか?

関連リンク:
[PC/OS]


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posted by co. at 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Linux
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